▶もしかして今の自分、ノウハウコレクターかもしれない・・・
▶いろんなノウハウ集めたけど全然稼げない・・・
▶完全にノウハウコレクター化している。この状況はダメだ。どうすれば脱出できるんだろう・・・?

この記事を読んでみようと思ったのは「ノウハウコレクターであることはマズイ気がする」と感じているからですよね?

その直感は正しいと思います。

世の中には、「ノウハウコレクターで何が悪い!ノウハウコレクターであっても稼げていればいいだろう!」という意見もあるようですが、それはノウハウコレクターじゃなくて、勉強熱心な人と言います(笑)

ノウハウコレクターとは?

そもそもノウハウコレクターとは、ネットビジネスにおいて使われる独特の言葉です。

情報商材や本などでたくさんの知識を持っているものの、期待したほど稼げていない人のことをノウハウコレクターといいます。

ノウハウだけ勉強して、わかった気になって、「よし!やればできる!」と満足してしまい、行動しない人のことです。

ノウハウコレクターからは脱出するべき

ノウハウコレクターを上記のように定義すれば、ノウハウコレクターでOKと言える人はいるのでしょうか?

ノウハウコレクターからは何が何でも脱出するべきですよね?

もともと僕自身もノウハウコレクターだった時期があり、インフォトップで200万円以上、その他高額塾に300万円以上使ってしまっています(元は取りましたが)。

ノウハウコレクターは悪いことじゃないと言う人もいますが、はっきり言って悪いことです。

この記事では、

①ノウハウコレクターから脱出すべきだと考える2つの理由
②ノウハウコレクターに陥ってしまう3つの理由
③ノウハウコレクターから脱出する方法

これらをお伝えします。

ノウハウコレクターから脱出するべきだと考える理由

まずは結論から。

僕がノウハウコレクターを止めようと思った理由は2つあります。

①ノウハウコレクターって奴隷状態と同じ
②ノウハウは学ぶものではなく自分で作るもの

まずひとつ目。

①ノウハウコレクターって奴隷状態と同じ

ノウハウは確かに便利です。成果を出すまでの時間をショートカットできます。

詐欺ノウハウもたくさんありますが、まともなノウハウなら努力と根性で実践すれば、普通に成果は上がります。

しかし、あなたも気付いているように、インターネットの世界は日進月歩。

昨日正しかったことが今日も正しいとは限りません。

最新ノウハウといっても、それはすぐに陳腐化してしまいます。

そして新しい最新ノウハウに飛びつくという繰り返しになるわけですが、これって「ノウハウ提供者の言いなりになっている」ということじゃないでしょうか?

自分の頭で考えず、人から言われた通りに行動する。

これは古代ギリシアでいうところの奴隷です。自分の頭で考えることを放棄して、自由市民(アリストテレスやプラトンやソクラテスとか)の言われた家事、労働をこなしていく。

奴隷といっても、古代ギリシアでいう奴隷は、多くの人が想像するようなムチで打たれて人間扱いされないような奴隷ではありません。

むしろ家政婦というイメージではないかと思います。

古代ギリシアでは自由市民は奴隷に家事を任せて、哲学とかやっていたわけです。

僕はそんなエピソードを思い出しながら、ノウハウコレクターであることは奴隷と同じだと思ってしまったのです。

奴隷は嫌だ!自分の頭で考える自由市民になりたい!と思ったのです。

②ノウハウは学ぶものではなく自分で作るもの

売られているノウハウというのは、当たり前ですが、公開された時点で自分以外の他の人も使うことになります。

どこを切っても同じ、金太郎飴のようなサイトが検索エンジンの中にあふれるのはそのためです。

そして先ほども書いたように、インターネットの世界では、最新ノウハウといってもすぐに陳腐化してしまいます。

そのタイミングでインターネットビジネスから撤退してしまう人が多いのです。

でも、自分でノウハウを作り出す力があったらどうでしょう?

自分でトライして失敗したこと、その失敗を克服したプロセスこそがノウハウになります。

ノウハウ自体が大切なのではなく、トライ&エラーを繰り返して、うまくいく方法を見つけ出すプロセスこそが自分だけの資産になるのです。

それができればライバルをぶち抜いて圧勝できるようになります。

では、次にノウハウコレクターに陥ってしまう3つの理由について書いていきます。

ノウハウコレクターに陥ってしまう3つの理由

3つの理由とは

①正解主義
②青い鳥症候群
③ノウハウは情弱のアヘン

それぞれ説明していきます。

<正解主義>

僕たちは子供のころから、正解がある問題にばかり取り組んできました。

間違ったら馬鹿にされる、恥ずかしい、そんな空気の中で育ってきました。

だから多くの人は「何か正解があるに違いない」と正解を与えてくれる人を求めます。

ブログ運営をするための正解を求めてしまうんですね。

人間やっぱり自分の頭で考えるのはしんどいから、正解らしいものを求めてラクをしたがります。

<青い鳥症候群>

「幸せの青い鳥」という童話がありますね。

幸せをどんなに追い求めても見つけることはできなかったというお話です。

この童話のメッセージは「幸福は気付かないだけで、実は自分の身近にあるよ」ということなのですが、この童話の教訓から、「青い鳥症候群」という心理が説明されるようになりました。

もっと自分に合ったノウハウがあるのではないか?
もっと簡単に稼げる魔法のノウハウがあるのではないか?

ひとつのノウハウを手に入れて、一通り目を通したけど、やっぱりなんか違う気がする。

もっとラクな方法があるんじゃないか?

こんな心理が働いて、次から次へノウハウを漁るようになります。

<情弱のアヘン>

僕の好きな著者に出口治明さんという方がいます。

ライフネット生命を起業し、今では立命館アジア太平洋大学の学長をされている方です。

出口さんの著書の中にこんな言葉がありました。

キリスト教や仏教などの宗教は貧者のアヘンである。

苦しい生活を強いられる貧しい人に、宗教は「来世では幸せになれますよ」と語りかけます。

この世では幸せになれそうにない貧しい人たちは、それにすがるわけですね。

この言葉を借りると、ノウハウコレクタ―になっている人にとって、ノウハウはアヘンみたいなものになっているのではないかと思ったのです。

やめられない魔力みたいなものがあるんですね。

では、最後にノウハウコレクターから脱出する方法について、僕がやってきたことをお話します。

ノウハウコレクターから脱出する方法

自分の立ち位置を決める

「ノウハウコレクターであることは奴隷と同じだ」と最初に書きました。

僕はまずこの意識を持つようにしました。

ノウハウを集めまくって知識はたくさんストックされているのに、稼げないって恥ずかしいことだ。

恥ずかしい、カッコ悪い、ダサい、情けない、、、

とにかく「今のままではダメだ」と意識して、古代ギリシアでいう自由市民になろうと決意しました。

自分の意思で自分の人生を決める

ということです。

ありきたりだけど、まずは意識を変えなければ行動は変わりません。

参照点を持っておく

参照点を持っておくというのはどういうことかというと、「この人の考え方すごい!」という人を見つけて、その人の考え方を徹底的に真似するということです。

考え方だけでなく、わかる範囲で行動スタイルも。

・朝5時から始動する
・モチベーションには頼らない。すべてを習慣化する
・質より量よりスピードを重視する
・相手になりきって考える

すごいと思った人の考えを徹底的に自分にインストールします。

対象は誰でもいいのですが、おすすめは「知の巨人」と言われるレベルの人でたくさん本を出している人がおすすめです。

もちろん身近にリスペクトできる人がいれば、その人でOKです。

僕の場合は、先ほども名前をあげた出口治明さんと、日本を代表する社会学者である宮台真司さんを参照点にしています。

何か迷うことがあったら、この人たちの考え方を確認するために、再度本を読んだり、本を読んでまとめたノートを見返したりしています。

ビジネス書を読むのをやめる

これは賛否両論あると思いますが、僕はビジネス書を読むのをやめました。

ビジネス書って情報や著者の体験談は参考になるのですが、サラっと簡単に読めてしまうものがほとんどなので、思考力がつかないと思ったんです。

日本のサラリーマンの読解力が低下しているという話もどこかで聞いた気がしますが、巷で流行しているビジネス書を何冊読んだところで読解力はつかないだろうなと感じます。

僕はビジネス書大好きでしたが、先ほどあげた出口治明さんの考えをインストールして、古典と言われるめっちゃ難解な本にチャレンジするようにしました。

例えばどんな本かと言うと、デカルトの「方法序説」とか、マックスウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」とか。

ビジネス書なら全部読んでも1冊2時間ほどで読めると思いますが、これらの本は1週間以上かかりました。

しかも1回読んでも理解できないという・・・

それでも3回、4回と読んでいくと、なんとなくわかってくるものです。

そしてデカルトやマックスウェーバーという歴史的な知の巨人の考える道筋というのが見えてきます。

めっちゃ自分に自信が持てるようになります。

「俺、イケてるわ」という感じ。

そして読解力がつくと、文章を書くのがなぜか早くなります。(いい文章かどうかは別にして)

この記事も結局4,000文字くらいになってしまいましたが、構成から書き終わるまで2時間くらいですから。

最後はちょっと話がそれてしまったかもしれませんが、難解な本を読みこんで自分に自信が持てるようになると、ノウハウコレクターなんかやってやれるか、アホらしい!」という気分になるから不思議です。

ノウハウコレクターから脱出するのは、実は簡単ではなくて、意志の力と真の意味での勉強(自分の頭で考える)が必要になります。

でも、ノウハウコレクターから脱出する過程で、ライバルをごぼう抜きするくらいの本当の実力がつくと思うんですよね。

偉そうなことを書いていますが、僕もまだまだ修行中です。

宮台さんの本なんて難しすぎて、なかなか理解できませんから。

それでもノウハウコレクターでいたときより、全然充実した時間を過ごせていると思います。

ノウハウコレクターから脱出したいと思っている人の参考になれば幸いです。