こんにちは。WEB集客プランナーの谷口慎治です。

この記事では、「質が高い記事とはどんな記事か?」について書いています。

「ブログにアクセスを集めるには記事の質が大切」ということが言われるようになって久しいですが、「質って何ですか?」というお話です。

検索エンジン(Google)からブログのアクセスを集めたい人向けです。

僕の結論は、質が高い記事とは「検索意図を満たしている記事」ということになります。

「検索意図とは何か」についてはこちらの記事で書きました。

簡単に言うと、検索した人が知りたいことにバッチリ答えて、検索した人が満足する記事です。

そんな記事を書くために今回は下記の2点について書きます。

①検索意図の分類
②検索意図の底に眠っている根源的欲求に踏み込む重要性

これらを理解することで、狙ったキーワードで上位表示させることができるようになります。

その結果、ブログのアクセスが増えていきます。

では、順番に見ていきましょう!

①検索意図の分類

検索意図を満たす記事を書くためには、当たり前ですが検索意図を分析する必要があります。

前回の記事でも取り上げた「スマホ 故障」というキーワードで記事を書く場合を考えてみましょう。

(1)「スマホ 故障」と検索する人は何を知りたいのか?何に困っているのか?まずは自分の頭で想像してみる。

普通に考えて、スマホが使えなくて困っている状況です。スマホが使えないわけですからパソコンやタブレットで検索しているのでしょうか?

場所は自宅か会社かネットカフェか。

「スマホ 故障」と検索する人は頭の中では何を考えているのでしょうか?

・この症状ってなんで起こっているの?
・同じ症状になった人いないかな?
・どうすれば元に戻せるだろう?
・修理する方法を知りたい
・どこかに修理できるところないかな?
・修理したら費用はどれくらいかかるんだろう?

こんなところでしょうか。

(2)実際にGoogleやヤフー知恵袋で「スマホ 故障」と検索してみる

Googleで「スマホ 故障」と検索したときに上位表示されている記事というのは、検索した人が知りたいことに答えているからこそ上位表示されています。

検索者の視座に立ってみると

■知りたいことに答えている = 記事を読む時間が長い
■知りたいことを知れて満足 = ブラウザを閉じる(他の記事を見ない)

このようになるでしょう。

「記事を読む時間が長い・他の記事を見に行かない」という行動がすなわち記事の質の高さを証明している、とGoogleは考えているわけです。

だから、実際に上位表示されている記事(上位5~10記事)に何が書かれているかを把握することが検索意図の分析につながります。

では、実際にGoogleで「スマホ 故障」と検索してみましょう。

2020年5月の時点では次のような記事が並んでいます。

故障の原因、対処法、データを取り出す方法などについて書かれた記事が並んでいます。

これらの記事を読んでいくと、最初に自分の頭で想像した検索意図のうち

・どこかに修理できるところないかな?
・修理したら費用はどれくらいかかるんだろう?

これらは、「スマホ 故障」の検索意図ではないようです。

このように実際に検索することなく、自分の頭で考えたことだけで記事を書くと、検索意図を外す可能性があります。

検索意図を外すと、検索者にとっては価値のない記事になります。

つまり検索エンジンで上位表示されず、アクセスは集まりません。

さて、実際に検索した上位記事にどんな情報が掲載されているかを分析したら、それらの情報を自分の言葉で説明していけばOKです。

しかしそれだけではただのまとめ記事にすぎません。あなたの記事独自の価値を生み出したいですよね。

そのときに知っておくと考えやすいのが検索意図の分類です。

前置きが長くなりましたが、ここからこの記事の本題に入ります。

検索意図を分析する元になるのが「検索クエリ」

検索意図とは検索ユーザーの心の中にあるものです。それが表に出て言葉になったものが「検索クエリ」です。

検索クエリと検索キーワードは何が違うのかとよく聞かれますが、同じと考えて問題ありません。

クエリ(query)とはそもそも「問い合わせ」「質問」「疑問」という意味です。

検索エンジンに入力する言葉というのは、何かを知りたいからこそ入力するわけで、その意味では「クエリ」というほうが意味的には正しい感じがします。

さて、検索クエリは3種類あります。

3種類とは、案内型、情報型、取引型です。

■案内型(Goニーズ)Navigationalクエリ

案内型の検索クエリは下記のようなものです。

【検索クエリ例】
・「Amazon」
・「価格.com」
・「楽天」

ダイレクトに特定のブランド名を探したい・具体的なサイトにアクセスしたいという意図が含まれるキーワードです。「指名ワード」とも言えます。

■情報型(Knowニーズ)Informationalクエリ

情報型の検索クエリは、情報収集したい・問題を解決したいなどの意図が含まれます。

【検索キーワード例】
・「コロナ 給付金 申請方法」
・「低血圧 原因」
・「検索クエリとは」

■取引型(Doニーズ)Transactionalクエリ

取引型の検索クエリは、ユーザーが商品購入や資料請求、ダウンロードなどの何らかのアクションを起こしたいという意図が含まれています。

【検索キーワード例】
・「税理士資格 資料請求」
・「WEBカメラ 格安」
・「不用品 買い取り」

これら3つの分類がありますが、どれかに確実に分類されるというわけではありません。

例えば、「不用品 買い取り」は取引型に分類しましたが、買い取ってくれる業者を調べているだけという情報型に分類することもできます。

あくまで大きな分類です。

では、「スマホ 故障」は上記の3分類ではどれに近いでしょうか?

検索結果で上位表示されている記事を見ると、「情報型」に近い気がします。

修理に出したい(取引型)というよりは、自分で直すための情報を知りたい(情報型)に近いのではないでしょうか。

この3つのニーズを意識することで、記事の方向性がより明確になります。

ただ、ここまでは多くの人が考えています。そこから一歩抜け出すために考えたいのが根源的欲求についてです。

②検索意図の底に眠っている根源的欲求に踏み込む重要性

「スマホ 故障」という検索クエリの表に出ているニーズは「故障したスマホを何とか自分で直したい」です。

ではなぜ直したいのでしょうか?

故障したスマホを直したいと考えるときに、心の一番奥深くにある感情は何でしょうか?

最近はマーケティングの世界で「インサイト」という言葉がはやっていますが、カッコよくいえば「スマホ 故障」と検索するインサイトは何かということです。

人間の根源的欲求

コピーライティングの世界では有名な「Life Force-8」という考え方があります。

販売心理学のコンサルタントであるドルー・エリック・ホイットマンの著書「クロージングの心理技術21」で紹介された概念です。

「生命の8つの躍動」として紹介されていますが、いわば「人間の根源的欲求」ということです。

その8つとは次の通り。

1.生き残り、人生を楽しみたい
2.美味しい食事をとりたい
3.恐怖、痛み、危険を回避したい
4.性的に交わりたい
5.快適に生活したい
6.他人に勝ちたい、支配したい、劣りたくない
7.人を愛したい、愛されたい、親切にしたい、親切にされたい
8.社会的に認められたい、尊敬されたい

多くの場合、人の行動の理由は上記8つのどれかに分類されるということです。

さて、「スマホ 修理」と検索する人の表のニーズは「自分でスマホの故障に対処する方法を知りたい」でした。

情報型クエリ(Knowニーズ)です。

そこからさらに一歩踏み込んでみると、「5.快適に生活したい」という根源的欲求に行きつきそうですよね。

この根源的欲求を意識すると何がいいかというと、共感してもらう文章を書きやすくなるのです。

「スマホが普通に使えないだけで、すごく不便さを感じますよね。」

「スマホがどれだけ僕たちの生活を快適にしていたか、よくわかりました。」

とかなんとか。

文章を読んでいて、ある1文でグッと引き込まれた経験ってありませんか?

根源的欲求を意識しておくと、そのような1文を意図的に入れることができるようになります。

検索意図の奥底には、人間の本能に基づく根源的欲求があると意識して記事を書くことで、ライバルより共感される記事=読み進めてもらえる記事を書けるようになるのではないでしょうか。

今回は

「質の高い記事」「価値ある記事」って何?

「どうすれば価値ある記事を書けるようになるの?」

というお話でした。